※この記事はLinux版Knock-knockに限定して書いたものです
セールでKnock-knockを見つけたので、買おうかどうしようかをせっかくだからWindows 10にも導入された某AIさんに訊いてみた。
私が選んだのよ 知らなかったでしょ どのゲームを買おうかってね
もちろんリサーチはしたわ このゲームが理想の評価に成長していく過程を
Steamのゲームは皆 並外れた面白さと難易度を持ってたわ クソゲ紙一重の素質もね
でもKnock-knockをプレイする上で必要なものがあった それを見抜いたのは私だけ
なんだと思う?
「運」よ
(`・ω・´)ゞコブナントノタメニッ!
なぜか今更Halo 3である、がなぜにHalo 3かと言えばひとえに「運」である。
そんなわけでKnock-knockをプレイしてみた、がかなりの問題作だったので取り上げておく。
グッドエンドでクリアはしたが、結論としては正直あまりお勧めできない。
コルタナさんが言うようにこのゲームは真面目にやるとそのほとんど、というか全部が運に左右される。
場合によっては詰んで最初からやり直し、やり直しにしても運の導くままで自分の技量ではどうにもならない不毛な作業が続く。
ストーリー上の理不尽さをランダム要素で表現した、とも取れるがいくらなんでもやり過ぎでここまで来ると正直なにも面白くない。
それでも興味がある人や、既に買っちゃった人、このゲームに攻略もクソもないがおいら的な攻略が必要な人は読み進めて欲しい。
なお、この記事は後日書き直すか修正するかも。
(この辺※4月8日追記)
一応検証のため何度か最初からプレイし直し。
ストーリーはなんとなく分かるかも、という感じでグッドエンド後のエンドロールの雰囲気は好きなんだ。
なんだけど、やっぱりゲームそのものの運要素が強すぎて、まともにプレイしても面白くない。
かといって毎日延々ハシゴの登り降りを繰り返すのが楽しいわけもなく。
日記の件やら照明やら工夫次第でゲームとしても面白くなりそうな要素もあるだけに、やっぱり残念な感じである。
Linux版の画面、文字化け等は一切なし。
コントローラでもプレイできるが、Dualshock3だと感圧が誤爆しているせいかまともに操作できない。
だがゲーム自体がコントローラを必要とするほどアクション要素を持っていないため、無理して用意する必要はない。
ゲームの流れは「家・森・目」パートを順にこなしていき1日が経過する。
最初は「家」パートからスタート。
家の中を歩きまわり電灯を修理したりできるが、ここで行うことは家のどこかにある時計を操作して玄関から外に出るだけである。
どこに時計があるかは開始時自動的に画面がズームアウトし場所を教えてくれる。
玄関から外に出ると「森」パートへ移行する。
なお、実績「The enlightened」は「目」パートでしか解除できないので、現段階で全ての部屋の電灯を点けても実績は解除されない。
「森」パートでは森を彷徨い自宅へと帰ることが目的になる。
また森の中には少女を発見できる、上記画像中央から少し左に見えるものがそれ。
接触すると「Fragment」を1つ入手する。
画面奥に移動するときでないと接触できない、横から近づくと消滅する。
また接触しても「Fragment」入手イベントが発生しない場合もあり、この場合は再度少女を探せば入手可能。
森の移動は難儀で、家の正面から一方向に移動し続けると家の正面に着くこともあれば、奥行きがズレた家の前にたどり着いたり、いつまで経っても家にたどり着けないこともある。
奥・手前方向への移動も同様で、家の脇から奥に進み続けると試す度に再度家にたどり着けるまでの移動回数が毎回異なるなどランダム要素が多い。
開始場所ランダム、少女の居場所ランダム、家の場所ランダム、と家に帰るのも根気が必要。
根気さえあればいいのかというと、困ったことに6日以降になると森を移動する際画面の周囲から黒い亀裂が入り始め、主人公を取り囲むまで伸びると発狂しゲームオーバーとなる時間制限が追加される。
運がよければ家と少女が同じ画面にある状態からスタート、運が悪いといつまで経っても家が見つからない。
無事に家に帰りつけば「目」パートに移行する。
「目」パートではHaunterと呼ばれる敵から翌朝まで逃れることになる。
開始後しばらくすると画面自動ズームアウト後出現するようになる。
接触すると6時間程度巻き戻される、一発のダメージが極端に大きく確定2発で時刻が初期状態まで戻され、こうなると「目」パートを最初からやり直しとなる。
「目」パートでできることは、電灯を修理し灯りをつける、その後主人公が目をつぶるとその部屋に隠されている物が浮かび上がる。
隠れることができる家具や、時間を進めることができる時計等が出現する。
電灯をつけるとHaunterが出現しなくなる、かと思いきやいきなり電灯をぶっ壊しながらワープしてくる。
このとき当たり前のように主人公と同じ場所にワープすることも多いため、いきなりダメージを食らい「目」パートをやり直しになることも少なくない。
では電灯修理後消灯しておきHaunterがやってきた時に電灯をつけるとやり過ごせるのでは、と試すも結局電灯をぶっ壊しながら追いかけてくるため、対Haunterという意味では電灯の存在意義はない。
消灯していてもワープしてくるので、電灯をつけておけばこれがぶっ壊れることでHaunterがどこに出現したかを知ることができるくらいのメリットしかない。
家具に隠れれば、この時時間が戻されるもののやり過ごせる可能性がある。
しかし成功してもクロックタワーのように敵が一時であれ消滅するわけではなく隣の部屋へと移動するだけなので、別の部屋への近道がない場合は最終的に押し込まれる。
追い詰められると対処する術がなく、強攻策も一発のダメージが大きすぎて意味がない。
時計を発見すれば時間を進められるが、2個の時計を見つけて時間を進めても1回攻撃を食らうとそれ以上に減ったりする。
失敗しても「目」パートからやり直すだけじゃないか、そう思うかもしれない。
最初はそうなのだが、6日目を迎えると画面上部に白い亀裂のような線が入る。
体力のようなものか、と思いきや、なんと6日目からエンディングまでの制限時間である。
と、いうか多分san値的なものだと思われる。
何もしなくても減っていく、Haunterに接触し戻されるとその分当然減っていく。
ゼロになると翌朝発狂してゲームオーバーとなる。
更に困ったことにやり直しになったり「目」パートが終了するとオートセーブされる心折設計となっている。
ゲームオーバー後、再度続きからプレイするといきなり発狂と完全に詰んでしまい最初からやり直しとなる。
また電灯を修理していると、壁の亀裂から目が覗いていることがある。
この目に接触すると回廊へと飛ばされる。
回廊にはいくつかの扉があり、扉に入ると別の回廊に移動。
半開きの扉に入ると「Fragment」が手に入るか「目」パートの最初に戻される、これ以外にもなにかあるかも知れないが、少なくともこのパターンしか確認できていない。
森で少女に会わずとも「Fragment」が入手できる半面、後少しで朝になるような状況でも容赦なく最初に戻される。
目の出現した部屋にある扉を開けた時も飛ばされる可能性がある。
また別の部屋から扉を開けようとした時、画面が揺れ
このドアの向こう側に 何か不吉なものがいる気がする
と、いうメッセージが表示された場合、その扉を何度も開けようとすると同じように回廊へと飛ばされる。
いずれにせよ回廊に行きたくなくても飛ばされるため、行きたくないのならこの部屋に近づかないことが正解だろう。
■おいら的攻略手順
ここまで読めば大体分かるように、ゲーム要素の9割以上が「運」で構成されているため、攻略もクソもない。
運がよければクリアはできるのだ。
──が、そんなこと言っても仕方ないので、それなりに安定してクリアする方法を書いとく。
*「家」パート
時計を操作して外に出るだけ。
*「森」パート
バッドエンドでいいなら家を探す。
グッドエンド狙いなら5日目まで少女を必ず見つけ出し5つの「Fragments」を入手。
6日目以降は運任せに少女と出会うか回廊で残り1つの「Fragment」を入手で条件を満たせる。
6日目の「森」パート以降にグッドエンド確定の場合、6日目の朝にやってきたお客が別のものに変化する。
森の移動はランダムに変化するようなので、同じ方向に移動し続けるよりも少し横に移動したら奥に移動、を繰り返したほうが速く家にたどり着ける、そんな気がする。
*「目」パート
ハシゴを登り降りしていると当たり判定がなくなるので、不毛だがこれが確実に対処可能。
6日目以降は制限時間が追加されるので、試しに時計を一切使わず6日目から最後までハシゴで一夜を過ごしてみた。
最終日目前に時間切れとなる、かと思いきやHaunterに一切襲われなかった場合ゼロにはならないようで、翌日普通にエンディングを迎えた。
「目」パートは、Haunter初出現までに可能な限り時計を見つけ、出現後はハシゴを登り降りしているのが安定する。
*日記
3日目に日記なくしたと大騒ぎする、日記発見の実績もあるので解除法。
4日目以降の「家」パートにて、時計操作までに玄関に行くと手に入る。
1ページ目が手に入る、玄関から離れてまた玄関に行くと2ページ目が手に入る。
これを繰り返すと6ページ目を除く11ページまでが手に入り日記系実績が全て解除される。
入手しなかった場合、更に翌日玄関に行くと1ページ目から何度でも入手可能。
全部入手していても、毎日1ページ目から入手可能とバーゲンセール状態。
主人公が大騒ぎするほど唯一無二な日記ではないのかもしれないし、これだけ手に入るのなら永遠に生き続けることもできそうな気がする。