2020年04月29日

Fedora 32でOpenMSXをコンパイル

世界中で新型コロナが猛威を振るう中、Fedora 32が出たのでクリーンインストールする空気読めないおっさんの物語。

これ書いてる時点でのOpenMSXの最新バージョンは0.15.0。
OpenMSX 0.15.0をコンパイルするとPython 2インストールしろと怒られた。
Python 2サポート終了だもんな、うん。

$ sudo dnf install python2

で、インストール可能。
その後コンパイルすると、

/usr/bin/ld: derived/x86_64-linux-opt/obj/sound/YM2151.o: in function `openmsx::YM2151::initTables()':
YM2151.cc:(.text+0xa30): undefined reference to `__exp2f_finite'
/usr/bin/ld: YM2151.cc:(.text+0xbd7): undefined reference to `__logf_finite'
/usr/bin/ld: YM2151.cc:(.text+0xc39): undefined reference to `__logf_finite'
/usr/bin/ld: YM2151.cc:(.text+0xcad): undefined reference to `__logf_finite'
collect2: エラー: ld はステータス 1 で終了しました
make: *** [build/main.mk:555: derived/x86_64-linux-opt/bin/openmsx] エラー 1

とか言われて怒られた、そんなこと言われても。。。
仕方がないので、ソースを展開したディレクトリのsrc/sound内にあるYM2151.ccを適当にテキストエディタで開く。
最初の方にある、

#include

の下辺りにでも、

#include

の1行を追加して保存。
後は普通にコンパイルすれば通ります。
タグ:Linux fedora OpenMSX
posted by えとかみ at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2019年04月30日

OblivionエフェクトバグをLinuxで無理矢理対処

Oblivion
おい、あのカジート、後光が差してるぜ!
o...rz

エフェクトバグです、ありがとうございます。
225時間以上で、と書いてあるから余裕ぶっこいてたら100時間超えた辺りでこんなことに。
変なエフェクトが短時間出っぱなし、とか忘れたころにいきなりエフェクト発生とか珍現象が起こり始め、最終的にこんなことに。
これ、フレームレートで変わるんじゃないかね、高フレームレートだと早く発生するのかもしれない。
Steam+Proton+RadeonSIの破滅的なプレイ環境なので設定落としているため、出るときは140fpsくらい、平均60〜70fpsな状態で100時間程度プレイすると発症しました。

で、どうしよう。
Windows環境ならWrye Bashで解決する話もLinuxだとそうはいかない。
wine+winPython+Wrye Bashで動くらしいのだが、もっとお手軽に解決したい。
そうだ!ないなら自分で作ればいいんだお!
と、思わなければよかったな、と思いつつ……

Oblivion ABOMB Defuser for Linux
oblivion_abomb_defuser-v0.1alpha.7z

こんなのできた。
使ってみたい自分から地雷を踏みに行きたい人はどうぞ。
ただし現状人柱なアルファ版。
上の状況なセーブデータで修正できるのは確認済み。
もっともこんな特殊環境用ソフトを使いたがる人がいるとは……思えんわなあ。


*Oblivion Wiki JP(避難所)の情報が間違っているので、色々ここで補足してみる。

> セーブデータの末尾4バイトにFloat数が加算されるが、
セーブデータの末尾は間違い。
セーブデータのGlobal内にあるTesClassデータ部の末尾4バイトにgameModeSecondsという数値があり、これがABOMBの正体みたい。
上記のツールはこれを初期値に書き換えます。

> Play時間225時間前後で8.0となると突然発生する。
プレイ時間より環境で発症時間がどうも変わる。
8.0は初期値、524288.0程度で発症。
しかし上記セーブデータはこの半分程度(0x48000000辺り)で発症してしまった。
タグ:Steam Oblivion
posted by えとかみ at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

サブPCの電源を交換した

以前に買った電源がぶっ壊れてしもた。

http://etokami.sblo.jp/article/79692525.html?1556616314

酷使したこともあり、ある日突然電源落ちて、以後電源入らなくなってしまった。
仕方がないので、電源を交換した。

KRPW-N500W/85+
玄人思考のKRPW-N500W/85+、約5千円。

KRPW-L4-500W
一方使っていたKRPW-L4-500Wを捨てる前に中開けてみた。
良い子は真似しちゃダメ。
コンデンサは一・二次共にTeapoの105℃品。

KRPW-L4-500W
二次側のコンデンサがもっこりしてます。
酷使して5年動いたんだから価格に対して耐久性十分、Teapoやるね。
少なくともKZGでやらかした日ケミよりも信用できる、未だにM2A-VMの件を忘れてない俺。
posted by えとかみ at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2019年03月31日

Steam+ProtonでOblivion

動作だけならSteam+Wineで動くのは確認できていたが、勢いでProtonでの動作も試してみた。
動作環境は、

CPU:Core i5 750
MEM:8GB
GPU:Radeon HD 6770+RadeonSIドライバ
設定は解像度800x600、ミドル+HDR+shader3.0。

な、敢えて産廃環境で試す。
結論から書くと、バニラ状態なら普通に動く。
OblivionはCPU依存の強いため、ただでさえ仕事しないRadeonSI下のグラボに少しでも負荷分散をさせるためCompizで動作。
悪あがき程度に起動オプションにmesa_glthread=trueも追加してみた。
悲しいかな1時間程度プレイするとフレームレートがガクガクになるため、その都度再起動。
時折CTD、Oblivion自体が元から不安定なので原因がProtonにあるかは不明、というか気にしたら多分負け。
そしてごく稀ではあるが起動させるとXごと落ちる(´;ω;`)

shader3.0やスクリーンショットを使うためoblivion.iniも書き換える。
Protonでの設定ファイルは、

(ソフトのインストール先)/steamapps/compatdata/(appID)/pfx/drive_c/users/steamuser/My Documents/my games/oblivion

の、中にある。
セーブデータもこの下にある。
shader3.0への変更はここで書くことではないと思うので、OblivionのWikiでも参照してください。



MOD入れるにもそのままではOBSEが動かない。

https://steamcommunity.com/app/22330/discussions/0/1734342161864893103/

上記でパッチの当て方が公開されているので、obse_loader.exeとOblivionLauncher.exeにパッチを当てると動作可能。
しかし日本語パッチはobja_12416.dllをplugins内に入れているだけで起動不能、色々と試したが起動させることはできなかった。
他にも使えないMODも多いようなので、基本バニラ運用必須。



日本語キーボードでは恐らくコンソールが出ません。
単純に英語キーボードにレイアウトを変更する。
setxkbmap usで変更してもいいのだが、fcitx使用時はfcitxの設定→入力メソッドに英語レイアウトを追加してここから切り替えたほうがいいみたい。
英語レイアウト後は、半角/全角キーでコンソールが出るようになります。



Protonは結局のところWineなので、winecfgも使えます。
日本語パッチ動作を試すために幾らかのDLLをオーバーライドさせてみた時に試してみた。

WINEPREFIX=(ソフトのインストール先)/steamapps/compatdata/(appID)/pfx/ winecfg

これ書いてる時点で試すと、設定ソフトの中に何やらベヨネッタの名前があったり。
Protonに対応予定なのかね。
タグ:Linux Steam Oblivion
posted by えとかみ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2018年10月05日

Sjasm 0.42cを64ビット環境でコンパイル

(※2018年10月6・10日追記)
最後に、64ビットでコンパイルする方法は今のところ不明、と書いたがコンパイルできたわ。
台風25号吹き荒ぶ真っ只中にな!

(※パッチが新しくなりました、下記のバグも修正されます。)
http://akifuyu.sakura.ne.jp/blog/binary/sjasm-0.42c-amd64fix.patch

需要ないとは思うが、パッチを置いとく。
このパッチを適応すると、ついでに下記inline関連もプランC方式で修正される。

公式からsjasm42c.zipを拾ってきたら適当なディレクトリを作ってこの中に解凍し、上記パッチもここに保存する。
次にこのディレクトリに入ってパッチを当てる。

$ patch -p1 < sjasm-0.42c-amd64fix.patch

パッチを適応したら、ディレクトリsjasmsrc42cの中に入り、

$ make

で、同ディレクトリ内にsjasm実行バイナリが作られます。
何度も動作テストはしたので、多分問題なく動くと思う、多分。。。

原因は、rawsource.cpp内でfindの結果をunsigned intで格納した変数とstring::nposを比較しているところがあり、64ビット環境だと正しく比較できなくなっていたのが原因でした。
この結果、-1をsubstrに放り込んでコアダンプ吐いてました。
真面目に修正するとめんどくさすぎるので、該当if文をpos==(unsigned int)string::nposとして適当に修正した、この際なんでもいいから動けば正義なんだYO!

エラー内容から原因は考えついていたので、比較的簡単に修正できた。
修正の仕方の良し悪しは別として。
エレガントは修正は、海外のエロいハッカーにお願いしたい。

(※2018年10月10日追記)
半角カナを食べさせるとフリーズすることがある。
まあイレギュラーな文字だし、海外のソフトだし、と誤魔化そうと思ったけど結局修正してみた。
日本の8ビットPCは半角カナとか多様するからね、うん。
前述のパッチを当てると、このバグも修正されます。

このバグの原因は、特定の文字列をチェックする際に256バイトの配列を作り、該当アスキーコードの位置をtrueに、それ以外をfalseとして、チェックする文字列の一文字をこの配列の該当位置から有効か無効かを調べています。
しかし比較する文字の変数がsigned charであるため0x80を越えるアスキーコードを正常に調べることができない状態でした。
パッチでは該当の変数をunsigned charでキャストすることで対処しています。


(※以下旧記事)
近年のリバイバルブームに乗って、おいらも当時に作ったPC-8801のどうでもいい感じのソフトを一から作りなおしてます、そのうち公開予定です。
で、制作に使うアセンブラにはSjasmを使っています。

http://xl2s.tk/

シンプルで使い勝手がいいんです。
いいんですが、Fedoraのリポジトリにあるバイナリ0.39g1は、困ったことにmodule使うとセグフォ吐いて落ちてしまい使い物にならず。
そこで、公式にある0.42cをダウンロード、こちらは修正されてる。
付属のDebian用バイナリはFedora 29でも普通に動く。
けれど、ソースをコンパイルすることにしたのだが、トラブル満載。
リンカがundefined referenceを大量に吐き、これを乗り越えてもコアダンプ吐いて落ちるわな。

と、いうわけで、これ使いたい人もいないと思うけど、コンパイル手順。
パッチ作ろうと思ったけれど、解法が多岐に渡るため断念しました。
(※追記:パッチを用意しました)

*共通
sjasm.hを修正
ソースの適当なところ、68行目の#include の直下辺りにでも、

#include

を、追加。
Makefileも修正。
CXXFLAGSとLDFLAGSに-m32を追加、Sjasm 0.42cは32ビットでないと動かないっぽい。
前段階に、32ビット版のglibcをインストールしておくこと。

以下、お好きな方法で修正。
*個別の修正・プランA
reader.cppの79行目にある

inline void skipblanks(string &p) {

単純にinlineのところを除去する。
パフォーマンスは落ちるかも。

*個別の修正・プランB
MakefileのCXXFLAGSのところに、-fkeep-inline-functionsを追加。

CXXFLAGS = -O2 -m32 -fkeep-inline-functions

な感じにする。
問題は起きない、と思う、多分。

*個別の修正・プランC
reader.cppの79行目から始まるskipblanks関数をヘッダに引っ越しさせて、
ヘッダにあるプロトタイプ宣言と一緒にstaticをつける。

static inline void skipblanks(string &p) {

こんな感じ。


どの手を使うにしても、結局のところ付属のバイナリ使うのが正解だと思う。
なお、64ビットでコンパイルする方法は今のところ不明。

他に使い勝手がいいZ80アセンブラがあればいいんだけどね。
z80asmはおいら的にイマイチだったので使用を断念。
posted by えとかみ at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2018年07月05日

Raspbian Stretchでxnp2をビルドしたらエラー出た件

Raspberry Pi 3B+欲しいなあ。
しかし最近仕事が異様に忙しくなったので、余計なことしてられる時間がない。。。
このブログも最後の更新が3月とか色々ひどい。
ちょっと前まで、おいらニートに念願のジョブチェンジ!とか言ってたのが夢のようです。
(´・ω・`)

そんな忙しい中、合間見つけてちまちまやっているおっさんの物語。

夏なのでRaspberry Pi 2が発熱が低いので、夏場の簡易デスクトップとして大活躍です。
そしてふと気がつくとRaspbianがStretchになってたので、以前のJessieを消してアップグレードしました。
アップグレード後、xnp2をビルドしようとしたら、



こんなの出てコンパイルが止まる。
0.86で止まってるし、そろそろコンパイル通らなくなるだろうな、と思ったらやっぱりでした。

ソース追っかけた結果、x11ディレクトリ内にあるcompiler.h内で定義されてるマクロであるmin,maxがstd_algobase.h内にある同様のマクロと衝突しているのが原因みたい。
対処法として、とりあえずエラー出るソースの先頭付近にある、

#include "compiler.h"

行の直下に、

#include "compiler.h"
#undef min
#undef max

compiler.h内のmin,maxをundefして対処したら無事ビルド成功。
楽するために、とりあえずパッチを作ってみた。

http://akifuyu.sakura.ne.jp/blog/binary/xnp2-macro_fix.patch

ソースを解凍したら、xnp2-0.86ディレクトリ内に入って同パッチを保存。

$ patch -p1 < xnp2-macro_fix.patch

で、パッチを当てたらx11ディレクトリ内に入って./configureしてmake。
ビルドする際の./configureで必ずCFLAGSとCXXFLAGSに最低限-O2を指定すること。
これやらないとパフォーマンスがかなり落ちます。

後、とりあえずエラー出なくなる範囲でしか修正していません。
パッチ当ててももしかしたらエラー出るかもしれないので、その時はエラー出ているソースを上記の方法で修正してみてください。
posted by えとかみ at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2018年01月01日

あけましておめでとうございます

http://etokami.sblo.jp/article/181929897.html?1514800999

以前公開したLinux NewsのC言語版を作ってました、大晦日から正月にかけて。
おいらは、一体なにやってんでしょうか。

Linux News
実行サンプル

http://akifuyu.sakura.ne.jp/blog/binary/linux_news.tar.gz

最初に作ったC++版があまりにも酷いので、敢えてC言語で作ってみたもの。
少なくともC++版よりはマシになってます、牛丼に味噌汁がついたくらいには。
posted by えとかみ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2017年12月26日

ハードディスクを買ってきた

使用していたDT01ACA200がカッコン病を罹患してしまったため、代替ハードディスクを買ってくるはめになってしまった。
想定より壊れるの早いぞ東芝よ。
HGSTの信頼買いみたいな感じで導入したんだがなあ。
東芝よ潰れるなら自分だけで潰れろ、とか潰れろ東芝、とか東芝ファンタ買ってこい、とか散々言いつつ、もう東芝のハードディスクなんか買うもんか!

で、買ってきた。

DT01ACA300

DT01ACA300買ってきた。
ま、アホですわ。
気がつくと周囲がSeagateばかりなので、多少は異なるメーカーのハードディスクを用意しておいたほうがいいという判断でもある。
そして真っ先に死んだのも東芝HDDだったりしたが。。。

で、さて困った、ハードディスクの初期不良チェックどうしよう。
前回はDFT使ったような記憶があるけど、今回は3Tなので無理。
Linux環境で使えるメーカー製東芝HDDの診断ソフトは皆無、なのでsmartctlでチェックした。

$ sudo smartctl -c /dev/sd*

で、Extened testの所要時間が表示される、この環境では368分と出た。

$ sudo smartctl -t long /dev/sd*

で、テスト開始。
バックグラウンドで動作するため、進捗状況が分からない。
時間がかかるのは問題ないが、処理しているのかどうなのかが不透明なのは困り物。

$ sudo smartctl -l /dev/sd*
$ sudo smartctl -c /dev/sd*

なんかで表示されるremainingのところに表示されてるnn%が残り。
終わったら、

$ sudo smartctl -a /dev/sd*

で、結果発表。
うん、エラーはなかったし、SMARTも正常。

その後はGpartedでパーティションを作る。
作ってからマウントすると、なにやらハードディスクを延々謎のアクセスする輩が。
iotopで見ると、ext4lazyinitがアクセスしてる。
ext4を作ると、iノードテーブルをバックグラウンドでひっそりと初期化するらしい。
終わるまで1・2時間がかかるようなので、のんびり待つしかない。

smartctlもだが、ステルスで処理するなよ、と。
バックグラウンドで処理するのはいいけど、それを楽に把握する方法くらい用意しろ、と。

この間暇なので、カッコン病のDT01ACA200を見てみる。
製造日は2013年DEC、となってる。
はて、そんな昔だっけか?
と、過去のブログ記事を見てみると2014年1月9日となっていた。
死ぬの早すぎと思ったが、なんだかんだで4年は生きてたのか、東芝よ潰れなくてもいいわ。
更についでにSMARTも見てみると、全数値極めて正常。
だが運用時間を見ると、4815時間。。。

うん、そりゃ東芝潰れるわ。
posted by えとかみ at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2017年12月24日

Linux Newsというジョークソフトを作ってみた

メリークリスマス!

東芝のハードディスクがカッコン発病。。。(´・ω:;.:...
全然メリークリスマスでない、東芝よ、死ぬなら自分だけで死んでくれ。
明日ハードディスク買ってこないと、多分海門。

と、文句言ってても仕方ないので、腹いせに以前勢いで作ったやつ上げてみる。

Linux News
実行サンプル

http://akifuyu.sakura.ne.jp/blog/binary/linux_news.tar.gz

その昔にMSXマガジンで掲載されていたMSXニュースを適当に移植したもの。
ターミナルで動かすとどうでもいい感じのテキストを表示するだけのCUI(CLI)ソフト。
完全にジョークソフトなので真面目に使おうとしないこと。
Linux環境以外では恐らく期待通りには動きません。

C++版とPerl版が入ってます、C++版は要コンパイル。
最初にC++で作ったものの、途中で色々やってたら大迷走してしまったためソースがかなりおかしい。
とりあえず動けばなんでもいい人向け。
そのうちCで作り直そうとは思っているものの、今それどころではないです、はい。

Perl版は後から作ったので、ちょっとだけまとも。

(※2018年1月1日追記)
C言語版も作りました。
上記リンクのファイルにC版のソースも入っています。
posted by えとかみ at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2017年12月20日

Fedora 27でうんづを使ってみたかった

Linux、というかFedora 27上でうんづを動かそうというお話。
忙しい師走のなか、とーちゃんもかーちゃんもおにーさんもおねーさんも、いちいち場末のブログ読む暇もないと思うから、先に結論を書いておく。

VMware + cdemu + Windows最強

当方の環境だとVMwareが動作しないため
VirtualBox + Windows + Daemon Tools Liteが最強

orz...
Daemon Toolsというのが誠に遺憾なところであるが、これが一番安定する。
使用したのはWindows2000 Professionalである。

VMware以外の場合、サイキックディテクティヴシリーズはAYA以降メーカーロゴで高確率フリーズ。
逆に言えば低確率で起動はするので、メーカーロゴを突破直後にステートセーブ推奨。
うんづがあまりにも特殊なことをしてるのか、VMware以外がダメ過ぎるのか。。。

ここから詳細、暇な人だけ読んで。
事前に動作させる環境。

CPU:Core i5 750
M.B:MSi P55-SD50
MEM:8GB(DDR3-12800 4GBx2)
GPU:Radeon HD 6770 Flex Edition
OS :Fedora 27

こんな自作PC。
なお現状こんなことしてる場合じゃない、OSが超絶ド不安定。
Grub2直後で黒画面フリーズ、起動確率40%、4割打者ならかなりの逸材だが4割OSはマジ勘弁。
レスキュー起動だと100%起動していたが、いつの間にかハードウェアエラーを大量に吐くようになり使い物にならず、レスキューでもなんでもなくなってしまった。
加えて稀にサウンドデバイスを見失う、こうなると再起動必須だがこの場合起動おみくじが待っている。
ついでにX11も超絶不安定、Compizのアプリケーションスイッチャーで100%フリーズ。
細かいウィンドウを開いては閉じるを繰り返すとフリーズ、ソースコードを置換修正して保存、閉じたらフリーズでソースコード破損した時はさすがに腹立った。

こんな状態だけど頑張った。
うんづの動かす方法がいくつかあるが。。。

*wine+cdemu+うんづ
うんづ自体は安定起動、いつの間にか拡大機能も使えるようになり超安定。
だが相変わらずmcicdaがエラー大量に吐いてCD-DAがまともに動かない。
wine+実CDでも同じ状態だからどうにもならない。
無理矢理mcicda.dllをオーバーライドするとwineがコケるから更にどうにもならない。

*VMware+cdemu+Windows+うんづ
一番安定してた、VMwareに拒否反応がなければ最強。
だがVMware Player 14以降はNahalemだと動かなくなったので除外。
旧12以前は起動すらしなくなったのでVMwareの選択肢は完全になくなった。

*VirtualBox+cdemu+Windows+うんづ
CDドライブをパススルーにすればうんづでもCDを認識できるようになる。
しかしCD-DAを再生すると1分くらい経過して音が出始める。
一度音が出れば以後一応動く、ので大丈夫かと思ったがオルゴール起動時メーカーロゴでフリーズ。
結局使い物にはならない。

*qemu-kvm+cdemu+Windows+うんづ
うんづがCDドライブを見つけられないので使用不能。
virtioやscsiを使えれば事情は変わるかも?
Windows2000なのでvirtioはインストール無理、scsiはsym_895aドライバ入れればいいとあったので試すも、入れようとするとqemuが落ちるので無理でした。

qemu試してる最中に、Daemon Toolsだとどうなるかな、と思って試したら普通に動いたわな。
しかしqemuだとadpcmの音が割れる。
そこでVirtualBox上のWindows2000にDaemon Tools入れて試したら超絶安定。。。
VMwareで動かしてた時よりも安定してるような気がします。
今までの苦労は一体なんだったんでしょうかね、うん(´・ω・`)

一応ギャラクシーフォースIIとオルゴールとTownsOS V2.1L20Aで動作確認できました。
Windows2000で使えるDaemon Toolsのバージョンは4.35.6、試すなら自己責任でどうぞ。
posted by えとかみ at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2017年11月17日

結局Fedora 27で頑張る

前日のブログで

http://etokami.sblo.jp/article/181581917.html?1510845454

完全にあきらめたと書きつつFedora 27を入れなおす往生際の悪いやつがいるらしい。
例によってgrub直後に止まる、30%くらいの確率で起動する。
色々見てたらこんな有り様でもXさんはログを残していた。

*ダメポなXorg.0.logの一部
[    17.982] (II) modesetting: Driver for Modesetting Kernel Drivers: kms
[    17.982] (II) FBDEV: driver for framebuffer: fbdev
[    17.982] (II) VESA: driver for VESA chipsets: vesa
[    17.990] (II) [KMS] drm report modesetting isn't supported.
[    17.990] (EE) open /dev/dri/card0: No such file or directory
[    17.990] (WW) Falling back to old probe method for modesetting
[    17.990] (EE) open /dev/dri/card0: No such file or directory

*起動したXorg.0.logの一部
[    22.222] (II) modesetting: Driver for Modesetting Kernel Drivers: kms
[    22.222] (II) FBDEV: driver for framebuffer: fbdev
[    22.222] (II) VESA: driver for VESA chipsets: vesa
[    22.234] (II) [KMS] Kernel modesetting enabled.
[    22.234] (WW) Falling back to old probe method for modesetting
[    22.234] (WW) Falling back to old probe method for fbdev

同じハードと同じOSでこの結果ですよ。
大方の予想どおりKMS絡み、一度起動さえすれば(多分)安定してる。
Fedoraとか書いたものの、正直Kernel 4.13辺りのバグとしか思えないなあ。
海外の掲示板見てたらamdgpuでもnouveauでも起こるときは起こるらしい?

*色々考えた結果現状考えられる解決策

1.grubのオプションにradeon.modeset=0かnomodesetを入れる。
但しRadeonSIはradeon.modeset=1でないと動かない、やると酷いパフォーマンスで使うことになる。
なんの解決にもなってない。

2.運良く起動するまで粘るかレスキューから起動する
後者が安全、但し不毛。

3.別ディストリビューションに移動
Kernel 4.13の症状である可能性を考えると最終的にはどこに逃げても変わらないような。
Kernelの更新が遅いディストリビューションならいいかもしれない。
が、ある時使いたいソフトがあっても、ビルドで困る。

4.ビデオカードの変更
RX560+amdgpuやnouveauでも同じような症状出てるのに換えても効果あるかは未知数。
と、いうかギャンブル。

5.Kernel 4.14で直ってることを祈る。
おいらが最終的に選んだのはこれ、いやホントになんとかして。。。

しかしこれ書いた数時間後に更なる問題が!
……音が出ないorz

サウンドの設定を開くとしばらくフリーズ、1分くらいで操作可能になるがタブを切り替える度に同じように待たされる。
デバイスを見ても、そもそもまともに認識されてない。

\(^o^)/

ここまで無茶苦茶だと、ま、笑うしかないわな。
レスキューから起動すると普通に起動するし、普通にサウンドデバイスも認識して音も出る。
どうにも現行カーネルが腐りすぎててお手上げ状態。
うーん、本来ならやはりもうこれダメだってことで別ディストリビューションに以降するところだが。。。
しかしKernel 4.14でどんな結果になるか興味津々、なので4.14を試すまでしばらくFedora 27をレスキューで使うことになりそう。
タグ:Linux fedora
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2017年11月15日

Fedoraの使用は完全にあきらめた

Fedora 27 MATEとCinnamonをインストールしてみた。
結論から先に書くと

CPU:Corei5 750(Lynnfield)
Mother:MSi P55-SD50
Memory:DDR3-12800 4GBx2
GPU:Sapphire HD 6770 Flex Edition

以上のハードでFedora 26以降(Kernel 4.13辺り?)は使用できない。
Grub2の直後で高確率ブラックアウト。
キーボードやマウスの反応なし、画面も表示されないので吐いたエラーの確認も無理の上ハードリセット以外手も足も出せなくなる。
Grub2の設定を色々変更してみたが対処不能。
と、いうか酷いときは起動できても画面が大破で心が折れた。

結局のところ、

Grub2過ぎるとモニタへのシグナルはあるが液晶のバックライトが点灯せずブラックアウト
GFXMODEやGFXPAYLOAD辺りが原因かと思ったが変更しても変化なし
運が良ければ起動できる、運が悪いと起動できても画面が大破
nomodesetで起動はできるが実用性もゼロ
レスキューモードで確実に起動できるがこれも色々おかしい

と、いうことで誠に遺憾ながらFedora 26以降の使用は断念。
乗り換え先が決められなかったため、やむなく仮にUbuntu MATEを放り込んでみた。
ビデオカード換えたら再度試しても良いのだが、AMDGPU-PRO試すのにRX460辺り中古で買うのも面白いだろうし。
ちなみにFedora 25は安定してた、CDEMUが入れられなかったのが痛かったが。

うーん、Manjaro辺り行こうかやめよか考え中、Steam使うから別のディストリビューション使うの色々めんどい部分があります。
誰か崖から勢い良く突き落としてくれないかな|∀・)チラッチラッ
タグ:Linux fedora
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2017年07月12日

Fedora26をインストールしてみた…が断念

Fedora25をスキップし24を使い続けてたけど、サポート切れるのでFedora26 MATEをインストール。
LiveUSB作って起動してインストールまでは普通にできた。
しかしインストール後、grub直後でブラックアウトしフリーズ。
リセットボタンくらいしか受け付けないわな。
レスキューの起動はできるので、起動後アップデートし再起動したら普通に起動。
行けるかと思いきや、再起動させると途中でフリーズ。
リセットボタン後、grub直後でやっぱりフリーズ、とダメだこりゃ。。。
ついでに起動したらしたでパネルアプレットが多発的に起動失敗するというおまけつき。

うちの環境が悪いのかなんなのかわけわかめ。
やむを得ずFedoraの導入は断念し、緊急処置としてLinuxMint18.2 MATEを入れる。
他のディストリビューションに移るかFedora27まで粘るか現在悩み中。

と、書いたがありゃ嘘だ!
LinuxMint18.2でfusion-icon起動しようとするとセグフォ吐いて落ちる。
おいら何か悪いことしました?(´;ω;`)

結局Fedora25を入れて延命措置。
25リリーズ時はフリーズ頻発してたが今のところ問題ないっぽい、今後はどうなるかわからんけど。
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2016年11月24日

Fedora 25 MATEの運用はあきらめた

(※11月25日追記)
こりゃダメだ、Terrariaプレイすると数秒〜数分後に確実にフリーズする。
他にも不具合てんこ盛りで、使えば使うほど収集つかなくなっていくため、Fedora 25の使用は断念。
これにともない、過去の記事を削除しこちらに一本化。
とりあえずFedora 24に戻した、OpenSUSEへの移行も面白そうだと思ったがisoイメージサイズが4.7GBとか言われてこれまた断念、今4GBのUSBメモリしか余ってないの。
Fedora自体が元からリスクのあるディストリビューションだから多少のトラブルは覚悟の上だけど、叩けば叩く度に埃が舞い上がるような状態で問題解決に時間が取られすぎるのではさすがに論外。
多分Fedora 25はスキップ、26リリースの時に試してダメなら別ディストリビューションへ移行する。
以下、Fedora 25で体験した問題。

Compizを起動すると前のフレームがそのまま残る等々正常に画面が更新されない(※その1を参照)
Firefox+Flash Playerの動画再生中頻繁にフリーズ(※その2を参照)
Compizの動作が24の時と比べると微妙にもっさり
Compizの「ウィンドウの配置」が機能していない
Steam+Terrariaで頻繁にフリーズ

以下、テストした環境。

CPU:Core i5 750(Lynnfield)
Mother:P55-SD50(MSi)
MEM:8GB(PC3-12800 4GBx2)
GPU:Sapphire Radeon HD6770(Driver:Gallium3D)
HDD:2TB(Seagate ST2000DM001)

以下、以前の記事。

Fedora 25 MATEをサブPCに入れたものの、どうにもトラブルが多い。
解決したのを書いておく。

*その1
前日Fedora 25を入れたらデスクトップ画面が正常に表示されないのでCinnamon入れて様子見ていたら

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1383272
http://forums.fedoraforum.org/showpost.php?p=1775759&postcount=463

バグ報告ととりあえずの回避法あった。
手順を要約すると、

何らかの方法でfusion-icon -n(又は--no-start)を実行。
パネル初期状態では右上にfusion-iconアプレットが表示される。
これを右クリックしてSetting Managerを選択。
設定マネージャが起動したら、ユーティリティカテゴリ内の「壁紙」をクリック。
新規をクリックして何らかの画像を壁紙に指定。
更に左側にある「壁紙 を有効にする」をチェック。
ターミナルを開き、

$ killall caja

fusion-iconを終了、-n(又は--no-start)なしで普通にfusion-iconを再起動。
画面がバグらなければ多分大丈夫。
注意点として、必ず何らかの画像を壁紙に指定すること、プラグインを有効にするだけではダメ。

*その2
Firefox 50+Flash PlayerでやたらとFirefoxがフリーズする。
色々試した結果、Flash Playerのハードウェアアクセラレーションをオフにすると安定するようになった。

Flash Playerを使ってるなんらかのページを開いて、Flash Playerの上で右クリック。
設定を選んで、「ハードウェアアクセラレーションを有効化」のチェックを外すだけ。


なんだかグラフィック回りのトラブル多し。
結局、GTKのバグなのかCompizが原因なのかRadeonが悪いのか分からないが、前科は大量にあるしAMDのせいにしておけば問題あるまい。
うん、なんだか太陽とおまえのせいのAAを思い出した。


でも、実はひっそりとZENに期待しているおいら、うん学習できてないね。
タグ:Linux fedora
posted by えとかみ at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2016年09月22日

ELECOM TK-FCP080BKをLinuxで使う

サブPCに使ってたロジクールのK230で入力してると、やたらとプチプチ切断されて


な感じでこりゃあかんわ、と仕方がないから有線キーボードを用意することに。
しかし手持ちに余りがないので、更に仕方がないから買ってきた。

ELECOM TK-FCP080BK

エレコムのTK-FCP080BK、税込み2,500円弱、ぶっちゃけアマゾンの方が安い。
使用するPCのOSはFedora 24、Windowsモードなら普通に使える、Macモードだと知らん。
薄くて軽い、軽いがどちらかというとスカスカな感じ、更に見た目のチープさも相まって、百均で売ってても違和感感じないくらい安っぽい見た目。
しかしパンタグラフ式キーボードなので入力した感じは決して悪くない。
同時押しにもそれなりに強い、PC-88エミュレータ+ソーサリアンでテンキー2つ+ZX同時押しでも問題なく認識する、K230はこれがダメだった。
薄型でキーストロークが浅いキーボードが好みで見た目に拘りがなければ十分お勧めできると思う。
見た目を犠牲にして機能を取ったキーボードと考えれば問題ない、が標準価格8,230円と考えると見た目ももうちょっと頑張れよとも思えてしまう不思議。

しかしそうでないのなら、同じ価格帯のiBuffaloのBSKBC02BKのほうが個人的にはお勧め。

*おまけ
買ってきたお店は、開店早々のビックカメラでした。

駅前

左がCブロック、右がBブロックのビックカメラ前。
いつの間にやら駅前の目の前だけ大都会に。。。
しかし少し奥にいくといつもの光景に戻るところに限界を感じる。
ズムスタ付近まで再開発しないとどうしようもない気がします。
個人的には80年代の廣島百貨店があったころの終わってる感のほうが面白いんですけど。
グラディウス(というかバブルシステムの例のあれ)を見るためだけに、この辺にあったゲーセンの開店直後を狙って行ったなあ、とどうでもいいこと思い出しました。

広島たん

で、こんなのもらった、ティッシュとうちわ。
ティッシュは健全な成年男子の必需品です、年間消費量はうなぎ登りです。
しかしこのブログのおっさんは歳には勝てず不健全なためティッシュの年間消費量は無限小への一途を辿っています。。。あーあ
posted by えとかみ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2016年07月08日

夏暑い

暑いので余計な熱源増やすまいと、Raspberry Pi 2を有効活用しようと考えた。
しかしストレージ容量の都合有効活用できないので、

SDCZ43-128G

こんなの買ってみた、Sandisk SDCZ43-128Gの並行輸入品。
結論から書くと、激しくお勧めできない。
USB2.0の時点で発熱が半端ない、USB3.0で運用すると洒落にならなさそう。
Raspberry Piの性質上小型のUSBメモリが使いたかったが、この容量でこのサイズだとさすがに無理があるっぽい。
買ってしまった以上はしばらくヒートテストを続けるつもり、夏越せなかったら一夏の淡い思い出とあきらめて、それなりな大きさのUSBメモリを買い直そう。

ついでに付属のキャップをつけると外すのが大変なくらいキツキツ。
抜けない時は、キャップの両サイドを強く抑えつつ引き抜くと抜きやすいかも。
タグ:Raspberry Pi
posted by えとかみ at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2016年06月22日

Fedora 24をインストールしてみた

世間がWindows 10の話題で持ちきりなそんな中、サブPCのFedora 23を24にクリーンインストールでアップグレード。
インストールしたDEはMATE。
Fedora Spinからisoイメージをダウンロード、適当なUSBメモリに

$ sudo dd if=Fedora-MATE_Compiz-Live-x86_64-24.1.2.iso of=/dev/*** bs=8M
***はdf -hなりfdisk -lなりで出てきたUSBメモリの場所。

でLive USBメモリを作成。
毎度思うことだが、Fedoraのインストーラは個人的に取っ付きにくい。
インストール後はアップデートしつつ、fcitxをインストール。

http://note.kurodigi.com/fedora23-fcitx-mozc/

こちらの手順そのまんま、Fedora 24でも同じようにインストール可能。
インストール後、

$ imsettings-switch fcitx

で、以後ibusからfcitx-mozcに切り替わる。
ついでにsteamも入れる、RPMFusionからダウンロードできなくなっているので、

http://negativo17.org/steam/

こちらのやり方になる。

$ sudo dnf config-manager --add-repo=http://negativo17.org/repos/fedora-steam.repo
$ sudo dnf install steam

だが……正直、もうValveはLinuxサポートを打ち切ろうとしてる感がヒシヒシと伝わってくるんだよ、ねえ。
Steamクライアント起動してみれば、デフォルトのOSの絞り込みをご丁寧にもSteamOS+Linuxだけハブって表示とかね。

http://steamcommunity.com/app/221410/discussions/0/358415206081937798/
https://github.com/ValveSoftware/steam-for-linux/issues/4500
↑この件の参考資料

今のSteam for Linuxを状況を鑑みれば、やめるなとはとても言えないけれど、やめるならやめるで事前告知だけは徹底して欲しいな。
どちらにしても、これじゃソフトを購入する気なんてなくなるわな。。。
タグ:Linux fedora
posted by えとかみ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2016年04月08日

Ubuntu 16.04とRadeon

サブPCにFedora+MATE入れた時、Cinnamonよりもいいな。
そう思ったのでメインPCもLinux Mint MATEに変更しようか、そう考えたらUbuntuでも良くない?
と、いうことでUbuntu 16.04も考慮に入れたのだが。。。

fglrx使用不能で最新GPUにしか対応してないAMDGPU限定って、Canonical何考えてんの。
おいらが死ぬまでにまともなfglrxは出ないだろう、と思っていたところにAMDGPUは朗報。
だけど現状テスト状態で最新Radeonでしか使えないようなもん強要するなよ、と。
そもそもLinux乗ってるPCの大半がお古のパーツで構成されてんのに、現状のAMDGPUが使える環境どんだけあるんだっていうね。
Unityの時といいCanonicalはどうにもやることが極端、こんなんじゃまたUbuntuのシェア率下がるんじゃなかろうか。
そしてLinux Mintがこの流れに乗らなきゃいいんだけどねえ。
今のメインPCはGTX660だから影響はないけど、次期自作PCを予定してるのでOpenGLで有利なRadeonの存在は無視できないんだよ。

で、とりあえず早いとこRadeon HD6770に対応しとくれ、サブPCでAMDGPUの安定性を調べたい。
今年こそ自作4号機を年内には組む予定なんだ。
OpenGLで優位なRadeonとまともで性能の出るドライバさえあれば心置きなくOpenGLウンコーなGeForceなんて窓から投げ捨てて、ミドル〜ミドルハイ辺りのRadeonを買ってもいいんだ。
結局GTX970買うかもしれんが。

ちなみにおいらの言うx号機というのは、ケースが変更された時にインクリメントされます。
今まで3台のケースを使い、中身を取っ替え引っ替えして使ってます。
特に現状サブPCの2号機は生まれつき病弱で、ぶっ壊れる度にAthlon64x2 3800+→Core2Duo E8400→Core i5 750と数奇な運命を辿ってますが今日も元気です。
タグ:Linux Radeon
posted by えとかみ at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2015年12月09日

サブPCのHDDを交換するの巻

時間が取れたので、前に買ったSeagate ST2000DM001をサブPCに乗せてみる。

サブPC

んあ?配線が汚いって?
小さなことは気にしない(・3・)
ハードディスクをテストするための仮運用状態です。
OSインストール後に古いHDDを接続させるためです。
画像では上側が古いHDDで下側が今回のST2000DM001です。

HDDをセット後、テストのためSeaTools for DOSを起動しようとしたもののどうやっても起動しない。
悪戦苦闘した結果以下のサイトのやり方で起動した。

http://riskofruin.markmccracken.net/2011/02/booting-custom-isos-with-syslinux.html

手順としては、

$ sudo apt-get install unetbootin

にてunetbootinをインストール。
unetbootinからSeaToolsDOS223ALL.ISOをUSBメモリにインストール。
SeaToolsのバージョンによってファイル名も変わるので、この場合はダウンロードしたファイル名に読み替えてほしい。

$ cd /media/********/++++++++
********はユーザ名
++++++++はボリュームラベル

にてUSBメモリのマウントポイントに移動。
上記はUbuntuやLinuxMintの場合、ディストリビューションによってマウントポイントが違うので各自調整。

$ cp /usr/lib/syslinux/memdisk ./

でmemdiskをUSBメモリのルートにコピー。
unetbootinをインストールする時に一緒にsyslinuxも入ると思う。

$ cp ~/SeaToolsDOS223ALL.ISO ./

SeaTools本体もコピー。
その後、テキストエディタにてsyslinux.cfgを開く。
DEFAULT〜直前のところにでも以下を挿入して保存。

DEFAULT SeaTools
LABEL SeaTools
LINUX memdisk
INITRD SeaToolsDOS223ALL.ISO
APPEND iso

USBメモリをアンマウントして再起動し、BIOSの設定でUSBメモリから起動させれば問題ないはず。
基本的なテスト→ロングテストで後はしばらく放置。

SeaTools

4時間半近くかかって終了した結果はエラーごんごん、ということはなかった。
この後は一応事前にgpartedでパーティションを作る、過去にLinuxMintをインストールする時にエラーが出たことがあるので、念の為OSインストール前にパーティションを切ることにしてます。
gpartedはddコマンドでUSBメモリに書き込む。

sda1 → 61440MB ext4
sda2 → 4096MB swap
sda3 → 65536MB ext4
sda4 → 残り全部 ext4

こんな感じでパーティションを作成しました。
sda1にOSをインストールします。

いつもいつもUbuntu系ばっかなので別のディストリ使いたいというのもあったので、Fedora 23を入れてみた。
Fedora Core 1以来だったりする。
ちなみにMATE+Compizのやつです。
USBメモリにddコマンドで書き込んでLive USBを作成して起動。
その後HDDにインストールするのだが……まあ、Ubuntu系のインストーラと比べるとわかりにくいな。
インストール先を指定するところは、不明とだけ出てるとこをクリックしないと既存のパーティション一覧出ないのね。
不明と出すだけじゃなくて最初からHDDの全パーティションを表示してればわかりやすかったかな、と。

その他、fcitx-mozcを使うにも他所から持ってこないとダメったり、vlcやmplayerすらdnfでインストールできなかったりと、Ubuntu系がヌルいんだなあとも思えるし、同時にOSがこんなことでいいの?とも思うし。
これだけ徹底してソフトウェア環境を良くしてるCanonicalは中途半端な考え方ではUbuntuを運営してないんだな、とよく分かる……タブレット病に罹患しなければよかったんだけど、ねえ。。。

Archはむしろ初心者向き!なんて言う人いるけど、それはLinuxを明確に使う意思のある初心者の場合で、単にデスクトップ環境を求めてるだけの初心者にはArchとか論外すぎでFedoraすら厳しいと思うのね。
大多数の初心者は「結果」だけを求めるから。
パンを食べたければ普通はパン屋なりコンビニなりに行くだろう、小麦からこねる人なんて少数派だもの。
Ubuntu系をバカでも使えるディストリと言うが、宇宙用のボールペンの話ではないが一から宇宙用ボールペン作るより鉛筆使ったほうが簡単で早いのなら道具の選択において賢いとも考えられるので、むしろUbuntu系を選ぶ人のほうが賢いというふうにも考えられるかな。
こんなこと書いてはいるけど、別にArchなりGentooなりを使う人がバカだと言うつもりもないです、簡単とは逆方向のロックなディストリがあったって間違ってはいないしね。
ただおいら的には、後々のことを考えると手段と目的が逆になりかねないコアなディストリを使う気は起きないな、というのが正直なところです。。。

ついでに最初からCompizだけど実際にはMetacityだったり。
どうやればCompizをデフォルトで起動できるんだっけか?と、思ってたがfusion-iconの存在忘れてましたとさ。
自動起動にfusion-icon入れればcompizになります。
compiz使うのUbuntu 10.04以来なんだもの、そりゃ忘れますわ。

Fedora 23
画像をクリックすると拡大できます

とりあえず現状こんな感じに見た目をカスタマイズしましたとさ。
タグ:Linux
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2015年12月08日

LinuxMint 17.3を入れてみた

LinuxMint 17.3

LinuxMint 17.3 Cinnamonをインストールしたでござるの巻。
テーマにはNew-Mintyを使用。

インストール手順はisoイメージを、

$ sudo dd if=linuxmint-17.3-cinnamon-64bit.iso of=/dev/*** bs=4M

で、書き込んでこいつで起動。
unetbootinを使うより、手っ取り早い、unetbootinが使えないイメージでも起動できる、等々手抜きができる。
その反面、書き込んだUSBメモリはCD(DVD)-ROM扱いになるので、元の書き込み可能なUSBメモリに復旧させるのが面倒、なデメリットもあるので、USBメモリの復旧に自信がない人にはお勧めできない。

インストール後はnVidiaのプロプライエタリドライバをインストール。
有志ビルドドライバのリポジトリ、以前はppa:xorg-edgers/ppaだったが、いつの間にか変わってるね。

$ sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa

その後、システム設定→ドライバマネージャで使いたいバージョンを設定。
Linux Steamerへの注意点として、これ書いてる時点でnvidia-358はSteamクライアントがクラッシュするらしいので、現状はnvidia-355を使え、とのこと。
再起動するのでついでに、設定→言語・入力メソッドからfcitxをインストールして入力メソッドに指定。
その後再起動するとブート直後に、

ACPI PCC probe failed.

と、表示され、dmesg | grep failedしてみると、

nvidia: module verification failed: signature and/or required key missing - tainting kernel

こんなのも表示された。
Kernel 3.19以降とUEFI絡み、らしい。
プロプライエタリドライバをアンインストールしてオープンソースドライバに換えろ、という話もあるが、ゲームやる前提があるのに、というかあってもなくてもnVidiaのカードでこの選択肢はナンセンス、というかありえない。
オープンソースドライバ地獄はRadeonだけでたくさんである、fglrxがダメな子すぎるだけだが。

普通に起動しドライバも普通に動いてて支障もないみたいだし問題なかろう。
と、見なかったことにする。
そのうちフィックスされるんじゃない?と開き直っとこう。。。

(※12月10日追記)
nemo(Cinnamon標準のファイラー)にてUSBメモリへファイルコピーしようとするとリードオンリー扱いで失敗することがある。
直前に普通にUSBメモリ内のファイルを削除できても、コピーしようとするとこの症状が起きる場合がある。
恐らくバグだが、これLinuxMintの新バージョンが出る度に再発してるような気がする。
nemoがアップデートされるまでは別のファイラー使うかターミナルからコマンドでコピーするのが一番安全かな?

(※12月20日追記)
Cinnamon環境でFXAAをオンにしておくとデスクトップにまでFXAAをかけてボケボケになってた症状が、17.3のCinnamon 2.8では発生しなくなってるっぽい。
タグ:Linux LinuxMint
posted by えとかみ at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン